ご先祖様とともに

2023年8月14日

盆踊りは8月のお盆前後に行われるのが一般的で、この踊りを通じて先祖に感謝の気持ちを表す目的で踊られ、先祖の霊を迎え入れる神聖な踊りです。この盆踊りは2022年にユネスコ(国連教育科学文化機関)が、盆踊りや念仏踊りなどの民族芸能「風流踊り」を無形文化遺産に登録しました。その地域社会や関係者にとって重要な文化的な価値を持ち、保護・保存・継承されることが期待されます。

 

私の地元の大留下区はお盆の真っ最中の14日に毎年行われます。台風7号の接近で開催が心配されていましたが、なんとか開催することが出来ました。途中で雨が降って中断しましたが、その後は星空となり最後まで踊り切りました。大留下区の皆様は、本当に全員が踊りに参加されるので感動します。老若男女、小さいお子さんから高齢者まで、全員が踊りの輪に入って踊っていました。

 

最初に来賓としてのご挨拶。「台風で迷われたと思いますが、役員の皆様のご尽力に心より感謝いたします。盆踊りはご先祖様を供養する踊りとして始まりました。私も亡き父母、祖父母、ご先祖様に思いを寄せながら踊りたいと思います。」とお話し、その後は最後まで盆踊りに参加しました。自分が子どもの時から踊っているので、身についています。ご先祖様から繋がれている命に心より感謝です。